Workers(K&T H MFG Co.)“N-1, Moleskin”
N-1のオリジナルを解体し型紙を作成。
表生地にWORKERSのモールスキンを。
風を通しにくく、しなやかな素材です。裏生地は、ウール100%・内アルパカを15%使ったパイル生地。
毛足が長く、ちくちくしづらい物です。
ファスナーにはTALONのデッドストックの引き手、テープはもちろん綿。N-1の弱点、襟がちくちくするのを防ぐため、襟にはリアルムートンを。
そして、手元は風の侵入を防ぐ輪編みのリブ。
作り自体は、ごく普通のN-1ですが、それぞれ素材は今手に入る中でも最良のものを使いました。
今回、初めてN-1を作ってみてわかったのがその素材のコスト。
「当然裏地は本物のアルパカを使ったパイルで」
「表地はオリジナルとは違う、より手のかかったモールスキンで」
「リブは輪編みの別注で」
「ファスナーはTALONのデッドストック」
「襟にはより豪華にリアルムートンで」
と、素材に凝りすぎたおかげで非常に高価になってしまいました。
世に存在するN-1が、素材を余り大きく変えていない理由がここにあります。使う部材が多いので、それぞれにこだわると全体で非常に高価になってしまうからです。
それでも、今回は初めてということで気合いに気合いを入れ、超豪華仕様で作ってみました。
素材
表地:11.5オンス・コットン100% モールスキン 生地染・抜染
裏地:アルパカパイル・ウール100% 内アルパカ15%
附属
輪編みリブ
TALONオートマチックファスナー
襟:ムートン
縫製 総綿糸
MADE IN OKAYAMA JAPAN
サイズ38 肩幅47.0cm 身幅56.0cm 着丈68.0cm 袖丈66.0cm
サイズ表
Workers K&T H MFG Co.
岡山を拠点にし、主にアメリカ物ワークアイテムを紹介しているブランドです。
実際のアイテムを調べる事はもちろん、そのアイテムを作っていたメーカーや現存する建物にまで足を運び歴史を調べ上げてアイテムづくりのヒントにしています。
生地やパーツにこだわり抜いた商品ながら非常にコストパフォーマンスの高いアイテムが特徴です。